ご主人様はトップアイドル?!

悩んでいると、彼は私の手をとり引っ張った。

「悩んでても仕方ねぇ!行くぞ!」



そう言って彼は窓から飛び降りた。

ここ二階!危なっ…


「レイカも来いよー!」


…飛び降りろってこと?

そんな無茶な!



「親に知られる前に帰ってくるから大丈夫!なんだったらねーちゃんに言えよ!」



…お姉ちゃんがいることも知ってる。

結構仲がよかったんだね。



私は後で連絡を入れれば大丈夫だと思い、窓から飛び降りた―



「キャァァァ!!!!」


どすんっ!


落ちた私をサクくんはしっかりとキャッチしてくれた。