ご主人様はトップアイドル?!

俺はやっぱりレイカを離した。

きっと傍にいてはいけない。



運命がそう決めたんだと思う。



レイカは別れを受け入れた。


でも、悲しみは深く…



レイカが店を出て15分たったぐらい、リュウキのケータイに連絡が入った。



「あ、もしもし」


話し始めたリュウキはいつになく、真剣だった。

そして、気づいた。



さっきから俺をチラチラ見ている。

きっとレイカに何かあったって…




―嫌な予感は的中した。


レイカが大型トラックと衝突したらしい。