とかなんとか、真面目なのか不真面目なのか、よくわからない会話をしつつ、俺は靴を履く。
それから振り返り、玄関の段差でいつもより少々見上げる形になった袮夏へと視線を向けた。
「じゃーな。お邪魔しました」
「ホンマ邪魔やったし」
「悪かったな」
「冗談やってー」
「あぁそう」
「相変わらずドライアイスやなお前……」
「まあ、俺だし」
「せやな、有架やしな」
「だろ」
「……んじゃまあ、頑張れやー」
「うん」
「また間違った時は、俺居るしー」
「そォかよ」
「カップラーメンしかあらへんけど」
「知ってる」
「泣きたい時は俺の胸貸したるわ!(キラーン)」
どすんっ
「あー、悪ィな。感謝のあまり足が滑った」
「ぐぉおッ……き、キサマっ……野郎の足の間蹴り上げるとか……殺す気かっ……」
「さて、帰るか」
「とことん悪魔やでコイツ……ッ!」


