一瞬で寝るんだな。 ほんの数分も経ってないぞ。 緊張感のない女。 「…ったく」 暫くして車庫に車を停めると、熟睡してる莉子を抱き上げ家へ入る。 このまま朝まで寝るんじゃないかって程、深い眠りについてる莉子。 俺じゃなく他の男だったら何されてもおかしくないぞ。 危なっかしい女だな。