「…逃げるなんざ無駄な事は考えるなよ?」 「………?!」 「…図星か」 どうして、私の考えた事がわかったの…。 この人は…超能力者? って、そんな事どうでもいいんだった。 とにかく何とか逃げる方法を考えなきゃ…。 ってか…こんな迫力ある人と一緒に居たら…周りから変に思われちゃう。 どうか誰にも会いません様に。 放課後だったせいもあり、違う学年の子達とはすれ違ったけど同級生とはすれ違う事はなかった。 よかった…。