結局家の中へ半ば強引に連れられては、隼人さんは2階の部屋へと上がって行った。 気を利かせてくれたんだね。 ありがとう。 「私もちょうど話しがあったんだ。勇人くん…彼女居たんだね…」 「…黙っててごめん」 「ううん。よく考えてみたら、抱き合ったりキスをしたりで、まともに話した事なかったから…」 「……………」 なんか、凄く気まずいな…。 静まり返る部屋がまた… 重い雰囲気にしてる…。