「あんた勇人くんに手を出してるでしょ。私の友達が勇人くんと付き合ってるんだよね」
勇人……私の好きな人。
放課後の事、気づかれてたんだ……勇人くん、彼女居たんだ。
だから、外では会えなかったんだね…。
「…彼女いるんて知らなかった」
「ふぅん。まあせっかくだから、明日までいなよー。男にチヤホヤされて調子に乗ってるとことかムカつくし。明日に開けてあげるよー。じゅあね、バイバイ」
「ちょっ、ちょっと待ってっ!!ねぇっ!!ここから出してっ!!」
ガンガンとドアを叩いたけど、もう行ってしまったみたい。
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