「俺は根に持つタイプじゃねぇから…お前さえわかってくれりゃぁそれでいい。二度とこんな真似はしない」 「………は、はい…」 「ただ…また麗奈を傷付ける様な事があれば…話しは別だ…」 「……わかりました」 「傷付ける以前に…二度と麗奈に近付くな…。約束してくれ」 「…や、約束します」 銃をしまうと落ちてた包丁を拾い元の場所へと戻した。 「麗奈、立てるか?簡単にでいいから出てく用意しろ」 「…え、ええ」 座り込んでいる麗奈の腕を引っ張り上げ立たせてやると煙草に火をつけ壁にもたれた。