麗奈の前では使いたくなかったが…仕方ねぇな…。 「…や、やめて…ねぇ…やめて…お願いだから…」 「うるせぇっ!!俺をなめやがってっ!!思い知らせてやるぜっ!!」 男は刃をこちらへ向け突進しようとしてすぐ、ジャケットの左胸の裏ポケットへ手を忍ばせ瞬時に銃を出し銃口を男の額へ向けた。 「なっ??!!」 「包丁と銃とじゃあ…どっちが手っ取り早いんだろうな…?試してみるか?」 麗奈…悪い…。 ごめんな。