早く終われ。 俺はガキのキスなんざ覗く趣味はないからな。 さっさと終わってくれ。 何分経過しただろうか。 キスを終えても、離れる気配がない。 いつまで待たせやがる。 このまま放っておいたら、また第二ラウンド始まりそうだな。 しょうがない…行くか。 「…何盛ってんだ」 痺れを切らした俺は、娘がいるすぐ後ろへ立ち二人を見下ろした。