「…麗奈…その腕…」 「え?あ、こ、これは仕事中にぶつけちゃったのよ」 「……………」 目の前にいる麗奈の右腕を掴んで服の半袖部分を捲り上げ痣が出来てるのを確認した。 ぶつけただけ…? 俺には、苦しい言い訳にしか聞こえねぇな…。 「…店出て話すか」 麗奈の言い分も聞かずにとっとと会計を済ませて車へと向かった。