「……ああ、わかった」




麗奈に今いる場所を確認した所車を飛ばせば20分程で行ける場所にいた。


話す時間を少しとっても莉子の帰宅時間にはギリギリ間に合うな。


俺は車を走らせ、麗奈がいるであろう駅前のカフェへと向かった。


今までの俺ならこんな事したりしねぇのに…。


会いたいと泣かれても、仕事を理由に平気で断んのに…。


…らしくないな。