「優花、お母さんには連絡してるの?」 「ええ。もちろん」 「そっか。あ、じゃあ私先にお風呂入って来るね。ゆっくりしててね」 莉子はリビングを後にし風呂場へと向かった。 …泊まりか? 「私、今日泊まる事になったの。だから、宜しくね」 「お前…学校は?」 「明日は創立記念日で休みなの。だから、大丈夫」 「……そうか」 創立記念日か。 ってか…お前等のお袋さんも…よく納得したな。