「隼人さーんっ。お待たせ~」 手を振りながら真っ先にこっちへ向かって来たのは優花だった。 ってお前等…その格好…。 「ねー似合う?今日の為に昨日ビキニ買いに行って来たのよ」 「……似合う似合う」 「あ~今適当にあしらったでしょー?ちゃんと見てくれてるー?」 すぐ傍でグダグダ話す優花よりも俺の視線は莉子を探していた。 まさか莉子はあんな露出の高いビキニなんざ着ねぇ………って…お前もか。