今日は散々だったな。 莉子…眠れただろうか…。 さっき、冷たい言い方したからな…傷付いてなきゃいいが…。 いくら苛立ってたとは言えど…冷た過ぎただろうか…。 時刻は深夜1時。 気付くと莉子の部屋へ向かい、ドアを小さくノックして莉子の部屋へと入る。 静まり返る部屋を足音立てない様に静かにベッドへと歩み寄る。 すぐ傍まで近付き莉子を覗き込むと、小さな寝息を立てながら熟睡していた。