SECRET-LOVE*危険な極上大人の男



「…いたっ…!!」




キッチンにいる優花が声を少し張り上げては指をぎゅっと握り締めてる。


指を切ったんだろうか。


隼人さんがキッチンへ入って行ったのをいい事にリビングを出て玄関から外へと出た。


何してるんだろう私…。


これじゃただの嫌な女だよ…。


わかってる。


わかってるんだけど…どうすればいいのかわからなくて…。


どうしたいのかも…わからなくて…。