暫くして家に着くと優花はリビングに入るなり鞄から宿題を取り出した。 「隼人さん。宿題のお手伝いお願いしてもいい?」 「…またか。面倒くせぇな」 「だって優花、わからないんだもの。隼人さんの教え方わかりやすくてやりやすいの」 「…はいはい」 …宿題か。 私はいつも夜にしてるから、その間ご飯でも作っとこうかな。 二人の邪魔は出来ないしね…。