ドアを開くとそこには昼間に会った優花が立っていた。 莉子に確認する事もなく、優花を家へ招き入れリビングへと入る。 「隼人さん、誰だった……え……ゆ、優花…?」 「…お姉ちゃん…昨日はごめんなさい…」 「…う、ううん。今飲み物入れるから少し…ま、待ってね」 やはり莉子は動揺しているな。 …昨日の今日だもんな。 キッチンに入り飲み物を用意している莉子の様子を伺った。