「…や…やだ………ご…めんな…さい…」 「…落ち着け」 「……私が…悪かったの…私が…ちゃんと見ていなかったから…」 「…莉子」 あの時、ちゃんと見ていれば…まーくんは…死なずに済んだ…。 私が目を離したりしたから…まーくんが…死んでしまった…。 私が…まーくんを殺した…。 「…私が…殺したんだ…あの時、私が…」 「…莉子。何言ってんだ。とにかく、座って落ち着け」 私は気が付くと体を支えられソファーへ座らされていた。