二人でピザを食べていたら…一本の電話がなり響いた。 家の電話? もしかしたら、お父さんかもしれない。久しぶりにお父さんの声が聞けるのかもしれない。 私は少しの期待を胸に、鳴り響く電話の受話器を耳にあてた。 「はいっ…もしもし」 『…ねぇ、お父さん返して?お姉ちゃん』 「……ゆ…優花…?」 『気安く名前呼ばないで。ねぇ、まー君の次は誰を殺すの?』 「……や、やめて…」 『…お父さんまで…奪わないでね…?…お姉ちゃん』 「……っ…!!」 私は思わず電話を切った。