SECRET-LOVE*危険な極上大人の男



男の人はリビングへ入って来るなり、スーツのジャケットを脱いでダイニングテーブルの椅子へと放り投げる。


ど、どうしよう…凄く怖い…。


男の人は私を冷たい視線で見つめながら、こっちへと歩み寄る。


咄嗟に視線を反らしてしまう私……もう、本当どうしようー…。


怖くて体が動かないよ…。


すぐ傍まで男の人が寄って来た時、ぎゅっと目を閉じ握り拳に力を込める。




ドサッ。


ん?あ…れ…?
ソファーへ座る音がする…?