どれくらい時間が経ったのだろうか…。 掛け時計を見ると夜の10時になっていた。 沢山泣いたら、少しスッキリした…。 あ、隼人さん…ご飯食べたんだろうか…。 私、自分の事しか頭になくて…隼人さんの事忘れてた…。 重い足取りで一階へと向かいリビングに入るとソファーに座りテレビを見てる隼人さんがいた。 「…落ち着いたか?」 「……だ、だから…何もないってば…寝ちゃってたの」 「……ほぅ」 少し嘘くさかったかな…。