微かな隙間から莉子の足と男の姿がちらほら見えた。 ベッドの上っつー事は…犯されかけてんのか…? 男が一人じゃないのはおかしいだろ…。 俺は躊躇う事なく、目の前にある窓ガラスに力任せに肘討ちした。 甲高い音と共に割れた窓ガラスへ手を突っ込み内鍵を開き窓を開け中へと飛び込む。 目の前の想像していなかった光景に驚いた。