SECRET-LOVE*危険な極上大人の男



男達は私の声が出ないのをいい事に、一斉に静まり返り居ない振りを装っている。


鍵が掛かってるんだもん…いくら隼人さんでも留守だと思うに決まってる…。


少しして物音一つとして、しなくなった…。




「残念だったなぁ」


「さぁ続きやるか」




不適な笑みを浮かべる男達を見て、視界が滲んで行く。


私…このまま…。


もう…ダメなんだ…。








諦めかけていた矢先…。







―――パリィーンッ!!―――




窓硝子の割れた様な甲高い音が、中庭側の窓側から聞こえた。