「さっさとやっちまおーぜ」 男はズボンのベルトを外そうとした矢先、ドカッともの凄い音が響く。 私は男達と同時に一斉にドアへと視線向けた。 「…莉子。いるのか?」 「……っ…!!」 この声は隼人さん。 来てくれたんだ…。 でもタオルで口を塞がれてて、声が出ない…。 私…ここに居るのに…。 伝えられない…。