次の日。 いつもの様に隼人さんの車で学校へと向かう。 昨日の今日だから、なんか本当嫌だな。 何もないならいいけど…。 「…どうした?行きたくないのか」 「へっ?!ち、違うよ。いってきます」 車の助手席から降りて足速に正門をくぐって教室へと向かう。 隼人さん、鋭い人だから私の雰囲気を感じとったのだろうか…。 油断出来ないな。