私の運命は既に変わっている。
変わってしまった運命だから幸せになるのはダメじゃない。
そうなるべくしてなった。
本当にそんな風に考えていいのかな?
ここで歴史が変わるのを見ていたらいいのかな?
変わりゆく歴史を佐和さんと感じながら生きていいのかな?
このまま私達もお兄ちゃん達も時を隔てた世界にいても幸せが連鎖していって欲しい。
そう願わずにいられない。
もしかしたら時代は鏡に映るように幸せも比例するのかも知れない。
そんな都合の良い考えを巡らせながら私は深い眠りに落ちた。
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