私はあの日は萌ちゃん達にメールして、先に帰ら
せてもらった。


それからの何日かは家ですごした。




そして、ゴールデンウイークがあけて、最初のしゅっこう日



「ちょっと、美優大丈夫?心配したよ」

着いたとたんに、萌ちゃんが隣に座った。

「うん、もう大丈夫だよ。なんか、誰かが助けてくれたし」


「誰かって誰?」


なんか、ニヤニヤしながら問い詰めてきた。

「それが、わかんないんだよね」


「なんで?聞かなかったの?
うわー、損だよ。これは運命なのに!」

そんな事言われても。
聞けれないでしょ、てか
どのタイミングでいうの!


「美優、萌、移動教室だよ、急ご」

「あっ、うん」