先生がこぅ言った。

『ネクタィの色ゎ
ぉ父さんが好きな色に
しましょう。』

隣の子も前の席の子も
すらすら描ぃてぃる。

ゎたしゎ
どんな色にしたらィィのか
ゎからなかった。

顔に大きな眼鏡だけ
描ぃて
時間が過ぎるのを
待った。

完成してなぃ部分ゎ
宿題になった。

ゎたしゎ家に帰って
ぉ母さんにすぐに
聞ぃた。

『ぉ父さんの
好きな色ッてなに?』

ぉ母さんゎ
紫とか黒とか青とかだッて
教ぇてくれたんだ。

ゎたしゎ
止まらなくなって
次から次へと
聞ぃたの。

『ぢゃぁ…
好きな食べ物ゎ?
好きな動物ゎ?
好きな運動ゎ?
好きなコトゎ?』…

ゎたしが今まで
みんなとの会話の中で
聞かれたコトを
たくさん聞ぃた。

聞ぃた答ぇが
母親から聞けたとき
ゎたしゎ少し
嬉しかったのを
覚ぇてる。

だってこれで
しばらくゎ
みんなとの会話に質問

答ぇられるんだッて
思った。

ゎたしゎ紙きれに
その聞ぃたすべてのコトを
メモしてた。

忘れなぃょぅに。
また見れるょぅに。