「希羅のことが…」


「まって。俺が先に言うから。俺は瑠音が好きだよ?10年前から、今もずっと」


……………希羅ぁ。


わたしだって好きだよ?


ずっと、好きだったんだもん。


「わたしも…好きだよ」


そう言って二人で笑いあってドロップを舐めた。


口の中に、ピンクの桃の味と、恋の味が染みわたってくる。


これが、わたしたちの ドロップの思い出です…