僕らの時間〈3〉

「…今日、安達さんと帰ったんです。

突然、キスをされて…驚いてしまって殴って逃げてしまいました…」

「まぢか!!」

たかちゃんは溜め息を一つ溢した。

「ほんで?菊地はどうやってん?嫌やったから泣いたんか?」

嫌だから泣いたわけじゃなかった。

唇から離れた時、驚いたけれど寂しさもあった。