「はぁぁ?」
私の気持ちの中はたくさんすぎていた。
ここは名門。
進学校だからとか内申がいいとか意味わかんないんですけど・・・・!!!
だって私はここを彼方から逃げるためにこんなに逃げてきたのに、一緒に来ちゃうなんて信じられなぁい。ってか信じたくないよっ!!!

「ねっ。ねぇ。逞?なんでここが進学校だってわかったの?ねぇ。だって最初は進学校じゃなくて、市立の白百合中学校いくんじゃなかったの?」
逞はびっくりしていた。
何でびっくりしていたかは私はまだ分からなかった。
だって卒業式の先日・・・・
「俺、裕也たちと白百合いくわ。受験ねぇし、らくだしぃ!!」
なんて裕也たちとお気楽してたじゃない。
しかもなんかこっちまで来て裕也もついてきちゃったし・・・。
・・・・・まぁクラスが違うからっ・・・・・
っっっっそのとき。
『媛~!よかったじゃん。逞君も一緒だし、後藤裕也くん?とも一緒だよぉ。みんなで仲良く出来るねっ!!』
できるかぁっっ!!!!←こころの叫びで我慢。
こんな中学校生活始まるのはこりごりです。