宮川隼人


親父は息子の俺にも教えられないような仕事をしてるらしい。

全く見当もつかないし得に興味も無いけど、とにかく無駄にでかい家や大量の高級車からすると、俺の家はめちゃくちゃ金持ち。



小学も中学も裏で親父が何をしてるかは知らねぇけど俺だけ特別扱いされてきた。もちろん『先生』に怒られたことなんて1度もない。

自分を守るためにこびを売ってくる大人ばっかで本当見ててイラつく。





一人をのぞいては。






キーンコーンカーン・・・・



俺はいつものように屋上にころがって授業をサボってた



キィー・・・・

誰か入ってきた?


でもま、いっか。どーせ何も言ってこねぇし