次の日、私は学校に行かなかった。




次の日も
また次の日も。


まいとは始業式以来会っていない。

携帯も開く気がしない、誰かがインターホンを押しているのはわかるが、出ていく気もしない。




理奈はベッドの上で体育座りをして、毛布にうずくまっていた。




時計の時を刻む音が聞こえる。


カチッカチッカチッ…………。




‐17時22分‐


皆どうしてるかなぁ。





ピンポ~ン。




インターホンが鳴る。


理奈は毛布にうずくまって、目だけを玄関に向ける。