先生が最初で最後だよ



神里が、理奈に顔を近づけてきた。


「な、なんですか!?」


携帯を理奈の手の平にヒョイっと乗せた。


いまだ!!!!!!

理奈は扉に向かって走り出す。



「岡田理奈ぁ!!!!!誰が帰っていいって言った!!!!!」

ビクッ!!!

神里が凄い形相で理奈に近寄る。

「な、なんですか?」


「携帯返す代わりにお願いがある。
一緒にこれを食べてくれない?」


と、指差す方向を見て驚いた。
弁当の山!?


「なんですか!?これ」


「帰りにな、女子がくれたんだ。
参ったよ。
お菓子なら未だしも、弁当だなんて。」


神里は机に腰掛けると、苦笑した。