翡翠の姫君〜Side*STORY〜





ぐっとレオの体を押す。




だけど、力が強くてビクともしない。




それに反発するかの様に、更に強く唇を押さえつけられる。



もう限界っ………!!!


ぐっと強く目を閉じた。





そう思った時、ほんの少しだけ唇が離れた。





「……はっ……っ…」






息が、漏れる。




そしてまた、唇を重ねられた。




「………っれ……ぉ…」




なんか…
もう、何も考えられない。