家の前で私の名前を呼ぶ人… 私は無視した。 鍵をしめた。 …でも… 名前を呼んで来るの… …ずっと… 私は耳を塞いだ… もう聞きたくない。 怖いよ… 嫌だ… 「おぃ開けろよ!春!俺だよ!!」 呼ばないで…!! 近づかないで…!! 「…どうすれば良いの?」 涙を堪えようとしてきても、自然と出てきてしまう。 ねぇ空… …泣かない何て… …我慢出来ない… ……怖いよ……