「体調はどうですか?」
看護師が窓を開けながら空に聞く。
「…ちょっと焦点が…」
「そうか…今日も少し別室で検査してみようか」
看護師が何かファイルに記入した。
「じゃまた夕方に見に来ます」
看護師は数分でさった。
「…空…」
不安で一杯の私に空は、
「大丈夫…心配すんな!」
優しく頭を撫でてくれた。
「ほらっ!お前はこれから小学校に行かなきゃ!!」
空は私の肩を叩いた。
「でも…」
「ダ~メ!ちゃんと学校に行け!!終わったら早く来いよ」
空は目で合図した。
「分かった!!じゃ行ってきます!!」
「待ってるよ!」
この後、連絡先を聞いた後、私は小学校に行った。

