一人の看護師が私の前にたった。 「空君の妹さん、ですか?」 私は頷いた。 「病名が出たんだけど… 良いかな…?」 私は何も言わなかった。 聞きたい感じでも無かったし… ただ空の傍に居たかった。 少しの沈黙があった後、 看護師は言った。