一回目…

玄関は開いている…

チャンス…!!

「何やってるの…?」


冷静な顔して叩かれた頬は結構痛かった。



















二回目…

下の鍵だけ閉まってる…

開ければ大丈夫…

でもまた捕まる事を考えて私はキッチンにあるお皿を壁に向かって投げた…

勿論お皿は割れた。


その破片を拾う母親…


その隙に……
































…グサッ…


「…痛いっ…」


よくも………


私の脹ら脛にお皿の破片が刺さった…



でも私は走った…