心霊現状調査クラブッ

んな むちゃくちゃな…ι



てゆーか、 あたしが幽霊の存在を実感しても この人に 「信じてない」って言ったら入らなくてすむんじゃぁ…?


そんなのどっちにしろこの人達に不利なんじゃ…ι




この人… やっぱバカ…?ι





李衣香が翼と距離を置き えぇーとドン引きしながら 考えていると…





「おい、 翼 その依頼は俺たち全員で調査するんじゃないのか?

お前が言ってる《テスト》って…
旧校舎の依頼だろ。

あそこは素人には…「大丈夫。」


…!!?」


杏斗の言葉を途中でさえぎる翼。


「彼女はただの素人じゃないよ」




“大丈夫”その翼の言葉はどこか自信ありげで、不敵な笑みを浮かべていた。



……? こいつ、 何か考えがあるのか?




杏斗は、静かに、 楽しそうに笑っている翼を見つめた。








「さてと、どうする? 俺はどっちでも構わないよ。 楽しいし♪」



Σ楽しいってなんだぁ――ッ!!!




李衣香が「うぅ…ι」とおもっいきり 迷惑そうな顔をしても 翼は本当に楽しいそうにニコニコ笑っている。



え、なに、この人…本気ι?


いや、迷惑極まりないんですけど…


けど、この人…たちに何を言って無駄なような…ι


けど…

だけど…

うぅッ………

――あぁッ、もうッ!!!




「わかりましたよッ!!!! 行きますよッ!!! 行けばいいんでしょッ!!! 入部テストでも なんでも受けますよッ!!!!!」