心霊現状調査クラブッ

「君には 入部テストを受けてもらおうッ!!」




・ ・ ・ ・what?



ババァ~ン とカッコつけて言う翼に 李衣香は 「はぁぁ?」 といった顔を向ける。




「え 、 いや ですから あたしは、この部に入る気は ありませんって言ったじゃないですか?」



入部テストって…


この人 人の話聞いてんのかなι



「入るか 入らないか それは 決めるのはまだ早いと思いよ。 」



いやいや それは あたしが決めることですよ。




心の中でツッコむ李衣香。




「君がそんなにいやなら 無理にとは 入れない。
けど、幽霊の存在を認めはないんだよね?」


「まぁ…
否科学的ですもん…」



小さい声で返事をする。




なんか イヤな予感が…ι




「だったら確かめてから でも いいんじゃない?

2日前 ある 依頼が入ってね。
君には これからその調査に付き合ってもらうよ。」


ニコ☆




Σえぇーッ!!?



「ちょっと 何言ってんですかッ!!?
なんで あたしが そんなこと…!!?ι」



うろたえる李衣香に 翼は満面の笑みで答える。



「だってェ~ 李衣香ちゃん 口で言っても全然信じてくんないじゃん
だ・か・ら♪
実際に体験してもらったらわかるかなぁ~って

もし 李衣香ちゃんが これから行うテストを終えて 幽霊を信じてくれたら うちに入ってね☆

けど 信じられない様だったら この部に入らなくていいよ。

キミを俺たちから解放してあげる♪」