『玄関』




『戻ろ?』




びしょ濡れで
冷えきった
シンの手が
差し出された。




手を繋いで。




シンの手に
触れて初めて


どれだけ長い間
シンが待ってて
くれたのかが
わかった。



『ごめんね...』