夜、ご馳走がでた

でもパーティーといったかんじではなかった

「ごちそうさま」


私はそう言って、ドアやら窓に、鍵をかけた。

そして、姉や弟に自分の部屋の窓に、鍵をかけるように言った


しつこいほど。


「よし!!これで泥棒も入れない!!」


それから私は、お風呂に入り、のんびりした。

「せっかくの誕生日なのに…何でこんなに頑張らなきゃいけないんだろ…」


湯船に浸かってると


バン!!

銃声が聞こえた。


「どうして…!!鍵はかけ…」


言い終わらないうちにあることに気付いた。

「泥棒は窓を割って入って…だから…」


気付いたあとに、家族のもとへと行こうとした。

しかし、足が動かない。
と同時に、ある考えが浮かんだ。


泥棒は顔を見たら殺す。

だったら、ここにいたら殺されないのでは?