「はいはい、遥。

そのくらいにしとかないとまた熱が出るよ、純情くん」


「……なっ//」


茶化すように言ってその場を収めた紫水。

だがその発言が余計に遥を刺激していまう。


『もう、紫水!!

遥刺激しちゃダメでしょ!?』


「し~ちゃん、ダメだよ☆」


ほら、また遥赤くなっちゃったじゃん。

紫水は手伝ってるのか邪魔してるのか分かんないんだから……。


「クスッ。

ごめん、ごめん。

遥の反応が可愛くてつい……」


愉しんでるし……。



「まだ眠い……」


「あ~、セイくん寝ちゃダメだって。

今からお仕事!!☆」



そんなこんなで新学期が始まったのでした。