私こそ光る☆君 ~体育祭編~

「紫水、お前まさか……わざと負けたのか……?」


私と同じ考えに至ったらしい遥が恐る恐る口にした。


そして、


「ああ」


と、ただのひと言でそれをあっさり肯定する紫水。



何なんだ、この人は?


何で?

えっ?

どうしてー!?


心の中で叫ぶ。