奇蹟のはじまり

だけど、どっちにしろこ

いつを殺してないことが

分かれば二人ともただで

はおかれないのです。

それは、覚悟の上でした







『なぜ、始末しておかな

かった!相葉、お前にこ

いつの射殺を命令したは

ずだ』

「お言葉ではございます

が、今まで戦ってきた仲

間を殺すようなことはや

っぱり私には出来ません



『いい度胸だな。覚悟は

出来てるんだろうな』

部隊長がニヤリと笑った

のが目の端に写りました



「はい」

和也様、智くんごめんね

。僕はもう日本に帰れな

いよ。