『あぁぁぁ!』


急に翔平が叫びだした。



『どうしたの?』

すると翔平はあたしを向かい合える用に向き直された。



『待ち合わせの時間より早くきたり、皆の視線浴びるような可愛い服きたり、色気見せたり、俺に抱き着いてきたりしてさぁ。俺をあおんないでくれる?
俺、そんなに意識されてないの?』



悲しいんだけど…と翔平が言う。



そんな事を思っていたとは…
だから機嫌悪かったのかな?



『ごめんね。意識して無かった訳じゃないんだよ?あたしも、翔平と二人きりって事で精一杯だったから…。ホントにごめんなさい…』