「あたしの兄貴のやってる学校が棗と暁の学校なのは知ってるでしょ?
それでそこは男子校じゃない!で、まぁ次期幹部なら社会勉強しとかなきゃね♪」
いやいやいや…
社会勉強って…。
「俺の学校!?ならいいや♪」
「はぁ〜コイツ来んのかよ…イテッ!」
棗にフルスイングしてやった。
コイツって言うんじゃねぇ!!
こうしてあたしが男子校に行くことが必然的に決まってしまった。
最悪だぁ!!
「あっ!!あともう一つ!!」
『なんだよ…でございますか?』
目がこぇぇ。
「あんたは変装とかする必要はないよ。
ただ総長っていうのとうちの組との関係は黙っとけよ」

