最強少女と最強少年 壱





俺は思わず柚の喧嘩を見ていた。


無駄のない動きに強く響きそうな蹴り。


たまに目を光らせていてただ者ではないような感じだった。


やっぱ柚なんか隠してるよな。



今日、聞き出してやるよ。



待ってろよ。


(誰にいってんだよ…)



「おい、何喧嘩してんだよ」


『うざかったから?』


平然とした顔で俺に言ってきた。


「なんでこんなやつらいんだよ」